対応バージョン: BioStar 2.9.5 以上
[クイックアクション]機能を正しく理解し活用するためには、新しくなったトリガー&アクションメニューを確認する必要があります。
こちらのリンクより ▶ Improved Trigger & Action Menu をご覧頂き、新しくなったトリガー&アクションメニューの全体的な概念をご確認ください。
BioStar 2 v2.9.5 で新しくなったトリガー&アクションメニューの概要を確認頂きましたら、以下のガイドに従って [クイックアクションとして使用する] 機能を適用してください。
BioStar 2でクイックアクション機能を有効化するには、以下の 2つの手順を実施する必要があります。 Part 1. トリガー&アクション の設定 Part 2. BioStar 2ソフトウェア カスタムインターフェースにおいて、クイックアクションボタン機能の有効化
※ Part 1. トリガー&アクション の設定
- BioStar 2 v2.9.5 以降において → 設定 → トリガー&アクション
重要事項 トリガーイベントを必要としない[クイックアクション]を作成したい場合(例:BioStar 2ソフトウェアで全てのドアを手動でアンロックしたい場合、または全てのドアを手動でロックしたい場合 等)、トリガーイベントの指定なしで[クイックアクション]を設定できます。
2. トリガーイベントを必要とする[クイックアクション]を設定する場合は、下図のようにイベント列でトリガーイベントを設定します。デバイス/ドア/ゾーンはトリガーイベントの設定項目です。
デバイスのイベントをさらに表示するには、イベント列を上下にスクロールしてください。
3. イベントトリガーを選択した後、そのイベント発生時に行う[アクション]を選択します。
4. 上記で設定したトリガーとアクションを[クイックアクション]として使用したい場合、画面下部の[適用]ボタンをクリックする前に、必ず[スケジュール]を[Always]に設定し、[クイックアクションとして使用する]のチェックボックスにチェックを付けてください。
• クイックアクションは、スケジュールが[Always]の場合にのみ利用可能です。 • 「クイックアクションとして使用」を選択すると、BioStar 2 ソフトウェア UI にボタンを作成し、手動で[アクション]を実行する設定を行えるようになります。
※ Part 2. BioStar 2ソフトウェア カスタムインターフェースにおいて、クイックアクションボタン機能の有効化
特定のトリガー&アクションで[クイックアクションとして使用する]のチェックボックスにチェックを付けた後、素早く、簡単にアクセスできるクイックアクションボタンを作成します。
1. BioStar 2 バージョン 2.9.5 以降 → 設定 → カスタムインターフェース
2. クイックアクションレイアウトで、[+ 追加]をクリックして各項目を入力・選択します。
- オペレーターレベル: クイックアクションを実行できるオペレーターレベルを選択します。複数選択可能です。
- トリガー&アクション: 実行する トリガー&アクション を選択します。複数選択可能です。
- 実行前の確認: このオプションを有効にすると、メイン画面のクイックアクションボタンを押した際に 確認ポップアップが表示され、クイックアクションの実行を続行するか尋ねられるようになります。
3 [適用] をクリックして設定を保存します。
4 [カスタムインターフェース] 画面で [適用] をクリックします。確認ポップアップを確認し、[はい] をクリックします。BioStar 2の上部バーに追加されたクイックアクションボタンが作成されます。
重要事項 • メイン画面の上部バーには最大4つのクイックアクションボタンを追加できます。 • 表示されるクイックアクションボタンは、ユーザーに設定されたオペレーターレベルによって異なる場合があります。
5. メイン画面の上部バーに作成されたクイックアクションボタンをクリックすると、トリガー&アクション で設定した事前定義アクションが実行されます。
※ [操作動画] トリガーイベントなしでの、クイックアクション機能によるドアの手動解除
以下の動画は、特定のトリガーイベントを設定せずにクイックアクション機能を使用する方法のガイドです。
この例では、緊急時にクイックアクションボタンをクリックすることで全てのドアを手動で解錠できるように、BioStar 2ソフトウェアシステム内で設定しています。