対象端末とファームウェア
X-Station 2: v1.2.0以降 (*機種による)
BioStation 3: v1.1.0以降
ユーザー認証の手段としてQRやバーコードの利用が増えるにつれ、端末のカメラを使った機能対応の要望が増えてきました。そのため、Supremaでは、 カメラ付きの最新端末の一部で「カメラQR」機能のサポートを開始しました。
注意点:
- カメラQR機能をご利用いただくためには、お客様にてカメラQR機能ライセンスをご購入いただく必要があります。
- X-Station 2 カメラQR機能は、QRセンサーを持たないモデルのみ対応しています。
(XS2-DPB, XS2-ODPB, XS2-APB, XS2-OAPB)
[例: カメラQR画面 - X-Station 2]
1. デバイスライセンスとは、どのようなもので、どのように適用するのですか?
- デバイスライセンスは、端末のシリアル番号(S/N)に基づき、端末の持つ機能のうち特定の機能を有効にするために使用されるものです。
- デバイスライセンスを購入する場合は、ライセンスを適用するすべての端末のS/Nをリストアップし、Supremaの販売担当者に連絡してください。 (supremainc.com).
- 端末のシリアル番号は、端末IDとも呼ばれます。
■ デバイスライセンスの適用方法 - USB経由(X-Station 2)
1) USB(USB-C型) にライセンスを保存する。
2) USBを端末に差し込む。
3) 左上にあるデバイスメニューのアイコンをクリックする。
4) 「端末」設定画面を開き、上部に「ライセンス」がある。
5) 右下の(+)アイコンをクリックし、ライセンスを適用してください。
6) デバイスライセンスが正常に適用されると、[有効なライセンス]に[カメラQR]が表示される。
■ デバイスライセンスの適用方法 - USB経由(BioStation 3)
1) USB(USB-C型) にライセンスを保存する。
2) USBを端末に差し込む。
3) 左上にあるデバイスメニューのアイコンをクリックする。
4) 「端末」設定画面を開き、上部に「ライセンス」がある。
5) 右下の(+)アイコンをクリックし、ライセンスを適用してください。
6) デバイスライセンスが正常に適用されると、[有効なライセンス]に[カメラQR]が表示される。
■ デバイスライセンスの適用方法 - BioStar 2 Server経由
- BioStar 2 v2.9.1にて本機能を適用しています。リンク先の記事をご参照ください。
[BioStar 2] Activating Licenses for Use of Specific Features on Devices via BioStar 2
2. 端末でカメラQRを使う方法
1) 印刷されたQRコードとスマホに保存されたQR画像の両方が使用可能です。
- 4cm×4cm以上の大きさのQRコードでご利用ください。
2) BioStar2 QRと3rd party QR/Barcodeをサポートします。
- 32バイトの印字可能なASCIIフォーマットQRをサポートします。
- 製品を購入する前に、端末でバーコードをテストする必要があります。
バーコードがうまく動作しない場合は、Supremaのテクニカルサポートチームに連絡してください (Link).
3) 「QRをカードとして使う」機能に対応しています。
- 数字で書かれたQRコードにのみ対応しています。アルファベットや特殊文字を含む文字には対応していません。
- 関連記事: [BioStar 2] Added the Use QR as Card Option
■ QRのスキャン方法 (X-Station2)
注意点:
- 端末のカメラとQRコードの間は、5~20cmほど離してください。
- QRコードを端末のスキャン画面の中央に配置してください。
QRが画面にうまく表示されないときは、端末を少し下に傾けてください(上記画像参照)。 - スマホにダウンロードしたQRコードで認証する場合、端末がQRコードを読み取れるように、スマホの明るさを調節してください。QRコードを読み取れるように、スマートフォンの明るさを調節してください。
■ QRのスキャン方法 (BioStation3)
注意点:
- 端末のカメラとQRコードの間は、30~40cmほど離してください。
- QRコードを端末のスキャン画面の中央に配置してください。
- スマホにダウンロードしたQRコードで認証する場合、端末がQRコードを読み取れるように、スマホの明るさを調節してください。QRコードを読み取れるように、スマートフォンの明るさを調節してください。